痛恨の逆転負けから一夜明けた練習で、控え組の選手が明るい雰囲気を醸し出した。
14日のコートジボワール戦後は、ベンチの選手が出場した仲間を励ますように手をたたいて一人一人をねぎらう場面が印象的だった。
控えGKの権田(FC東京)は「ピッチに立った選手は悔しさを感じている。僕らも悔しいけど、僕らまで(精神的に)落ちていても意味がない。『次に向けていこう』と声が出ていた」と前向きに語った。
酒井宏(ハノーバー)は「僕は出ていなかったので(選手を)責める権利はない。しっかりサポートしたい」とチームの和の大切さを強調した。(共同)