サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で15日、ポルトアレグレで行われた1次リーグE組のフランス-ホンジュラスで、音響装置の不調により両国の国歌が場内に流されない事態となった。選手入場後の国歌斉唱がないままゲームを開始した。
フランスのロリス主将は「W杯の試合前の国歌は重要だ。がっかりした」と語った。
国際サッカー連盟(FIFA)の報道担当者は「得点者や選手交代のアナウンスもなかった。すぐ両チームに謝罪した」と説明。FIFAは技術的な問題があったことを明らかにし「原因の究明と修理を進める」としている。(共同)