【ウクライナ情勢】「合意のチャンス」残る ガス価格でEU委員 | 毎日のニュース

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 ウクライナへのロシア産天然ガスの供給問題をめぐり、両国と欧州連合(EU)によるエネルギー相級の3者協議が14日、キエフで開かれた。価格で合意に至らず、15日に再開する。

 ロシア通信によると、仲介役のエッティンガー欧州委員は14日の協議終了後、記者団に「チャンスは残っている」と語り、16日に設定した最終期限までに妥協が成立する可能性があるとの見方を示した。

 価格については、千立方メートル当たりで現行価格より100ドル安い約385ドル(約3万9千円)をロシア側が提案したが、ウクライナ側は2月の政変前と同額の同約268ドルを主張、協議は平行線をたどっていた。しかしウクライナ側は14日の協議に先立ち、同約326ドルで妥協する姿勢を示した。(共同)