コメディアンの小松政夫が一座を旗揚げし、喜劇「しあわせのコンドル食堂」を東京・千住のシアター1010で公演中。芸歴51年で日本喜劇人協会会長の小松だが、意外にも初の座長。「一生の夢がかないました」と感無量の様子だ。「小松政夫一座」には、木の実ナナや石倉三郎ら長年の友人たちが結集。「豪華なメンバーで…」とかしこまる小松に、石倉は「この人、苦労しすぎのさみしい人生だから」、木の実は「ゲストのはずが(出番が)長い役なのよ」と突っ込み、和気あいあいのムード。作品は千住の洋食店の堅物主人(石倉)と妻(木の実)、そして妻の父で超いいかげんなマジシャン(小松)がからむ大人のコメディー。15日まで。