イスラエルのメディアやロイター通信は13日、ヨルダン川西岸で12日に10代のユダヤ人3人が行方不明になったと報じた。1人は米国の市民権を持っているという。イスラエル治安当局は、パレスチナの武装勢力関係者などに拉致された可能性もあるとみて捜索している。
実際に拉致されたとすれば、イスラエルの態度硬化は必至で、暗礁に乗り上げているパレスチナ和平交渉の再開はさらに難しくなる。
これまでにも、イスラエルが拘束しているパレスチナ人の釈放を要求するための「捕虜」にすることなどを目的に、イスラエルの兵士や市民を狙った事件が起きている。(共同)