スペインはブラジル出身のディエゴコスタがワントップで先発したが、決定機をつくれずに後半17分に交代した。「W杯デビューできたのはうれしいが、結果は残念だ」と複雑な表情だった。
ブラジルからの誘いを断ってスペイン代表入りした長身188センチのFWは、試合前の選手紹介時からブーイングを浴びた。前半にはペナルティーエリア内での鋭い切り返しで相手のタックルを誘ってPKを獲得したが、ボールに触る回数が少なかった。思わぬ大敗に「次の2試合の重要性は分かっている。頭を下げてはいけない」と言い聞かせた。(共同)