矢野はパー4の7番で「8」をたたいて急降下した。3番ウッドによるティーショットが右の砂地に落ち、次は木に当たってバンカーへ。3打目はブッシュにつかまり、グリーン手前に運ぶまでに4打を要した。さらにパターでの寄せがグリーンをオーバーし、6オン2パット。6番で約7メートルのパーパットをねじ込み、ここまで2オーバーとまずまずな内容だっただけに、悔やみきれないホールとなった。
1打目を問題視する矢野によると、球が右へ逃げないようとらえるクラブの性能が「ドライバーとそれ以外のウッドで違いすぎ、右にいってしまった」という。「(今後)フェアウエーウッドを使わず、ドライバーで行く」と恨めしげだった。(共同)