【読者サービス室から】人口減克服 「常識超える出産・育児補助を」 | 毎日のニュース

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 政府が9日、50年後でも人口1億人保持をめざす骨太方針骨子案を示したことに「常識を超す多額出産補助を用意すれば安心して産める、頑張って産もうとなる。育児・教育も同様。1夫婦が3人、4人と子供をつくれば、財政は一時的に大変でも将来は人口増で潤う」(東京都中野区、62歳男性)▽「女性の活躍促進と出産・育児の両立は簡単ではない。それに病院を出された親の介護は誰がするのか。大事なのは、女性が外で働くことではなく、安心して子育てなどができる環境創出だ」(品川区、64歳女性)など。また、帝塚山大の伊原吉之助名誉教授が4日付「正論 若者を未熟にした核家族の弊害」として子育てなどでの3世代同居の長所を指摘したことに「読んで涙が出た。家族には代々の尊いつながりがあることを改めて感じる。大事にしなくては」(北九州市、60代女性)。

 安倍晋三首相は9日の参院決算委で、河野洋平元官房長官が雑誌で首相の政治姿勢を批判したことに「信念を丸めて取り繕い禍根を残せば、政治家として不誠実」などと反論。これに「河野氏は批判に耳を傾ける謙虚さも自分を抑制する姿勢もないと首相を批判するが、デタラメ談話を出して今なおはばからない自分のことではないか」(東京都町田市、80代男性)▽「はっきりモノを言うことが外交の基本。老害は気にしなくていい。信念を貫く首相発言を引き出した質問者の民主党議員に逆に拍手したいほどだ」(男性)など。