8日に薨去(こうきょ)された桂宮さまの一連のご葬儀費用として、国の一般会計予備費から1億9580万円を支出することが、13日の閣議で決まった。墓建造は来年度までかかり、宮内庁によると、2カ年度での総額は2億6200万円の見通し。
宮内庁は、ご葬儀は2年前に薨去された兄の寛仁(ともひと)親王殿下の際とほぼ同様とし、当時の資材の再活用などを予定。ただ、東日本大震災からの復興需要や景気回復の影響による人件費などの高騰で1900万円増、消費税増税で600万円増など、寛仁親王殿下の時より約3800万円増加すると見込んでいる。
総額の主な内訳は、本葬「斂葬(れんそう)の儀」など葬場関係1億1700万円、墓建造などで1億1500万円。