■大阪府豊中市 藤田国子 52 主婦
4月から社会人の次男次女の双子。次男は公立高校でアメリカンフットボールと出合い、「大学で強いチームで続けたい」と言った。私は仕事の関係で、全国制覇するほどの強豪校の空手部所属の次女の応援やサポートで、一度も次男の応援に行ったことがなかった。
本気でアメフットに取り組む次男を理解していなかった償いの気持ちから、4年間は本気でサポート、応援しようと奮起した。アメフットのルールさえ知らない私。同期の親御さんたちと仲良くなり、一緒に応援しながらルールを覚え、楽しい人間関係もできた。次男には苦しみながらの4年間だったが、私は応援がストレス発散になり、時にはランチや飲み会、お茶会と、楽しいひとときを過ごす時間となった。3年連続で学生日本一に輝き、素晴らしいチームを応援させてもらった。
6月、2人から今までの感謝を込めた北海道旅行をプレゼントされた。旅行本を購入し、スケジュールを考案中。ありがとう。
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