小中学生3人の捜索再開 木曽川の水難事故、事故当時、雨で増水 | 毎日のニュース

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 岐阜県各務原市の木曽川で遊んでいた小中学生3人が流され行方不明になった事故で、岐阜、愛知両県警や消防は10日午前、約200人態勢で捜索活動を再開した。事故が起きた9日よりも下流に範囲を広げる。

 県警や学校によると、流されたのは愛知県一宮市立黒田小4年の堀川悠音君(9)、高下一也君(9)と、一宮市立木曽川中1年の岩田季久君(12)とみられる。

 現場は岐阜、愛知の県境付近。3人は一宮市から隣接する各務原市へ川遊びに出掛け、午後3時ごろ、川を泳いで渡ろうとして姿が見えなくなったという。

 一緒に遊んでいて無事だった黒田小1年の男児(7)が、木曽川をパトロール中だった国土交通省木曽川上流河川事務所の巡視員に助けを求めた。

 事故当時の川は、上流で8日に降った雨の影響で増水していたという。