わいせつ行為しようと女児を殴り踏みつける 男が起訴事実認める 水戸地裁 | 毎日のニュース

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 茨城県龍ケ崎市で昨年7月、女児(11)に暴行を加えて大けがを負わせたなどとして、強制わいせつ致傷と傷害の罪に問われた無職、野口裕美被告(31)の裁判員裁判の初公判が10日、水戸地裁(佐藤弘規裁判長)で開かれ、野口被告は「間違いありません」と罪を認めた。

 起訴状などによると、昨年7月14日、龍ケ崎市の路上で、わいせつ行為をしようと、近くの女児の顔を殴ったり踏みつけたりして、脳内出血や顔面骨折の重体を負わせたほか、同13日には同県牛久市の路上で、無職の女性(88)の顔を殴って軽傷を負わせたとしている。

 野口被告は昨年6月、牛久市の自立支援施設に入所し、就労訓練を受けていた。

 水戸地検は約4カ月にわたり鑑定留置し、刑事責任を問えると判断した。