「革新、なぜ改憲論出ぬ」 交詢社フォーラム 平沼氏基調講演 | 毎日のニュース

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 交詢社オープンフォーラム「危機の時代に憲法を考える」が8日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで開かれ、約500人が集まった。

 日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表が基調講演し、平沼氏は「憲法は日本の長い歴史、伝統、文化に立脚しなければならない」と訴えた。その上で「日本は進歩的だという理由で『革新』を全て善だと思っている。しかし、モノを改めるはずの『革新』からなぜ憲法改正論が出てこないのか」と述べ、護憲を掲げる国内の革新勢力を批判した。

 交詢社の鳥居泰彦理事長はあいさつで「日本は外交、国防、政治のあらゆる面で金縛りにあっている。『日本の憲法はこういう形をとるべきだ』という思いを固めていくときが来た」と述べた。

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏をコーディネーターにパネルディスカッションも開かれ、保利耕輔・衆院憲法審査会長(自民)、岡崎久彦・元駐タイ大使、中西輝政・京都大名誉教授が出席した。