ロイヤルズの青木はヤンキースの黒田とメジャーで初対戦し、無安打に終わった。打者の手元で微妙に変化するシンカーを軸に組み立てる黒田に「間違いなく日本のときとは違う。別のタイプの投手だった」。日本では36打数14安打と相性が良かっただけに悔しそうだった。
五回の3打席目は内角から真ん中に入るシンカーを打ち損じて二ゴロ。試合前には黒田の投球を映像で確認したが、「思ったより曲がっていた」とうなった。
この日は観客に青木のポスターが配られて注目を集めた。「そのことも忘れるくらい集中していた」と苦笑いした。(共同)