TPP交渉、知財分野は「対立解消されつつある」 甘利氏が見解 | 毎日のニュース

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 甘利明・環太平洋連携協定(TPP)担当相は13日の閣議後の記者会見で、TPP交渉の知的財産分野について「大きな対立点は解消されつつある。近々まとまってくるのではないか」と述べ、合意に近づいているとの認識を示した。

 知的財産は著作権や特許権の扱いをめぐる対立が激しく、難航分野の一つになっている。

 甘利氏は「先進国と途上国の対立が続いていたが、かなり収斂してきている。まだ完全には合意していない」と述べた。

 19~20日にシンガポールで開かれるTPP会合に関しては「まずは現状の確認からスタートする。短い期間を有効に使っていきたい」と語った。TPP交渉に絡む日米の事務レベル協議は、閣僚会合と並行してシンガポールで行われるとの見通しも示した。