米国務長官がアッバス議長と会談 中東和平交渉の打開策探る

　【ワシントン＝加納宏幸】ケリー米国務長官は１５日、中断状態に入ったイスラエルとパレスチナの和平交渉の打開策を探るため、アッバス・パレスチナ自治政府議長とロンドンで会談する。米国務省が１２日、発表した。

　会談は、ロンドンで１５日に開かれるシリア反体制派支援国の外相級会合に合わせて行われる。国務省のサキ報道官は１２日の声明で「パレスチナとの継続的な関係を議論する。ケリー氏は（イスラエルとの）双方に抑制を維持し、助けにならない行動を慎むよう繰り返し求める」としている。