陸海空でのスポーツ体験を、臨場感ある映像や画像で記録したい。そんなアウトドア派の欲求に答え、ファンを増やしているのが小型アクションカメラ「GoPro」シリーズです。プロの現場で使われる機会も多く、最近では日本テレビ系のバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」でも、過酷なロケに使われているようです。
今回は、最上位機種「HERO3+ブラックエディション」(市価4万4千円程度)を試してみました。まず、本体の小型軽量(74グラム)ぶりにびっくり。水深約40メートルまでの防水機能を持つ標準ハウジング(透明の密閉ケース)を取り付けても、幅69・5ミリ、高さ70・5ミリ、奥行き39ミリと場所を取りません。
もちろん本体のみで撮影はできますが、ハウジングを装着し、三脚やヘルメット、チェストハーネスといった別売りのマウント(固定機具)に取り付けることで、活用の幅が大きく広がります。海やスキー、モータースポーツにスカイダイビング…。35ミリ換算で15ミリ程度という超広角を生かし、さまざまな場面で理想の映像を目指してマウントや位置を試行錯誤するのも楽しみの一つです。