憲法改正手続きを確定させる国民投票法改正案が9日に衆院を通過しました。改正案の今国会中の成立は確実な情勢です。これにより改正法施行4年後に国民投票の年齢は「18歳以上」に引き下げられます。しかし、選挙権と成人年齢については「20歳以上」のままで、「施行後2年以内に18歳に引き下げることを目指す」と与野党で文書を交わしているだけです。
これについては賛否さまざまな意見があると思います。三十数年前のわが身としてみれば、「選挙権はともかく、成人年齢は18歳以上であってほしかった」というところでしょうか。単に18歳から飲酒・喫煙OKのお墨付きがほしかったというだけですが…。しかし、国民投票は18歳からで、選挙権は20歳からというのもどうかと思います。(編集局次長兼整理部長 村岡繁)