北の核実験場に「覆い」 米研究機関が分析 | 毎日のニュース

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 米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は9日、北朝鮮・豊渓里の核実験場を撮影した同日の衛星写真の分析を発表、西側坑道の入り口近くに「覆いのような物」が確認できるなど実験場の動きは続いているとする一方、「核実験が差し迫っているとの主張は確認できない」とした。

 「覆いのような物」についてISISは「とても大きく、堅固な屋根のように見える」と説明した。自動車やトラック、何かの容器とみられる物体の動きがあることも確認。その上で「核実験が近く行われるとの見方とつじつまが合うものの、実験の時期を推論するのは難しい」と結論付けた。(共同)