国連安全保障理事会は9日、ナイジェリア北東部でイスラム過激派ボコ・ハラムが女子生徒270人以上を拉致した事件に「深い憤りを表明し、最も強い言葉で非難する」との報道声明を発表した。
米国のパワー国連大使は同日、短文投稿サイト「ツイッター」で、安保理非常任理事国のナイジェリアと協力し、ボコ・ハラムへの制裁を目指していると明らかにした。
パワー氏はまた、ボコ・ハラムをテロ組織に指定する必要性も訴えた。
報道声明は5月の議長国、韓国の呉俊国連大使が発表、「誘拐された少女全員の即時かつ無条件の解放」を要求した。(共同)