南ア与党、総選挙で議席減 ズマ大統領の責任問題にも | 毎日のニュース

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 南アフリカの選挙管理委員会は10日までに、7日投票の国民議会(下院、定数400、任期5年)選挙の暫定結果を発表した。与党アフリカ民族会議(ANC)の得票率は、前回から約4ポイント減の62・2%で、議席数が減ることになった。議席数は確定結果の際に発表される。

 ズマ大統領は21日の下院本会議での再選が確実だが、議席減の責任を問う声が上がり、不安定な政権運営を迫られる可能性がある。

 白人支持者が多いリベラル系野党、民主同盟(DA)は前回から約5ポイント増の22・2%を得票。元ANC青年同盟総裁が設立した左翼新党、経済的解放の闘士(EFF)は6・3%を獲得した。(共同)