中国の消費者物価上昇率が1・8%にとどまる 1年半ぶり低水準 中国国家統計局は9日、4月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比1・8%の上昇だったと発表した。上昇率が2%を割り込んだのは2012年10月以来、1年半ぶり。 前月の2・4%から低下し、政府の今年の抑制目標(3・5%)を大きく下回った。経済成長が減速する中、消費者の購買意欲が高まらないことが背景にあるとみられる。 食卓に欠かせない野菜や豚肉が値下がりした。政府が汚職防止などのために過剰な宴会などを戒めていることも影響したようだ。(共同)