GM、5万9000台リコール のべ670万台超に | 毎日のニュース

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 米ゼネラル・モーターズ(GM)は6日、変速機の欠陥により完全に停止できずに衝突する恐れがあるとして、2007~08年型の乗用車「サターン・オーラ」計5万9628台を米国とカナダでリコール(無料の回収・修理)すると発表した。うち米国が5万6214台を占める。関連して28件の事故があり、4人が負傷したという。

 GMはことし2月にリコールを発表するまで乗用車の点火スイッチの欠陥を長年放置し、事故で計13人が亡くなったことが問題化している。GMが2月以降に発表した他の理由も含めたリコールは、これで延べ670万台を超えた。

 今回のリコール対象となった乗用車は、変速機のケーブルが切れる恐れがあり、その場合に変速機を駐車の位置へ動かしたり、鍵を抜いたりできなくなって、完全に停止できずに事故が起こる恐れがある。(共同)