米原子力規制委員会(NRC)のマクファーレン委員長は11日、米首都ワシントン近郊で記者会見し、日本の原子力規制委員会について「発足してまだ1年半しかたっていないが、やらなければならない業務の多さを考えると驚くべき仕事をしている」と評価した。
東京電力福島第1原発事故から3年を機に、原子力規制に関する会議の会場で会見した。マクファーレン氏は「日本の規制委は原発再稼働に向けた申請を審査しているのに加え、原子炉や構造物、放射性廃棄物の規制基準をつくり直す必要もある。NRCはあらゆる支援をするつもりだ」と話した。(共同)