米南部フロリダ州で11日、連邦下院補選が行われ、米メディアによると共和党のデービッド・ジョリー候補が当選を決めた。11月の中間選挙の前哨戦と位置付けられており、民主党のオバマ大統領に打撃となった。
オバマ氏が看板政策として掲げる医療保険改革の1月の本格実施後、初めての補選で、共和党現職の死去に伴い行われた。中間選挙でも主要争点になるとみられる同改革の是非をめぐって争われ、大きな注目を集めた。
CNNテレビ(電子版)によると、両陣営とも大量の選挙資金を投入。今回の選挙区は両党の支持者の数が拮抗(きっこう)しており、民主党のアレックス・シンク候補が有利との見方も出ていた。(共同)