部落解放同盟が全国大会 26年度運動方針を議論 | 毎日のニュース

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 部落解放同盟(組坂繁之委員長)の第71回全国大会が10日、東京都内で2日間の日程で始まった。

 人権をめぐる社会的状況や部落差別の実態、差別撤廃に向けた運動の方向性を議論。人権侵害救済法の早期実現を目指すなどとする平成26年度の運動方針を11日に採択する。

 初日は「狭山事件」で無期懲役が確定し服役、仮釈放された石川一雄さんも出席し、再審請求への支援を訴える。

 部落解放同盟の前身である全国水平社は大正11年、京都市で設立された。近年は少子高齢化で同盟員が減少するなど課題を抱えている。