10日の東京株式市場は大幅反落している。日経平均株価の午前終値は、前週末比152円74銭安の1万5121円33銭。
寄り付き76円安から一時は下げ幅を10円以下に縮小したが、その後は一本調子で下げ幅を拡大した。一時181円安まで下げ、1万5100円を割る場面もあった。
取引開始前に発表された今年1月の国際収支が初めて1兆円を超える経常赤字となったほか、昨年10-12月期の実質国内総生産(GDP)の下方修正も発表され、市場には調整ムードが広がった。円安一服もマイナス材料。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前週末比10.59ポイント安の1226.38。