【陸上】クロスカントリーの五輪実施要望へ 国際陸連がIOCに提案 | 毎日のニュース

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 国際陸連が五輪でのクロスカントリーの実施を要望する方針であることが9日、分かった。デービス広報部長は「夏季五輪の方が提案しやすいが、冬季五輪も日程的に余裕があり検討したい」と述べ、4月に具体案を詰めて国際オリンピック委員会(IOC)に提案する考えを示した。

 IOCのバッハ会長は幅広い改革を目指す「五輪アジェンダ2020」で実施競技の見直しにも着手する方針。国際陸連のディアク会長は「12月のIOC臨時総会で改革案がまとまるので積極的に動きたい。冬季では雪か氷の競技という五輪憲章の問題もあり、夏の方が現実的だろう。競技人口が多く、五輪種目に復帰できることを願っている」と説明した。

 起伏のあるコースを走るクロスカントリーは1912年ストックホルム五輪から24年パリ五輪まで3大会で実施された。(共同)