外国人の日本株投資、2カ月連続の売り越し 財務省が10日発表した2月の対外対内証券投資(指定報告機関ベース)によると、外国人投資家による日本への株式投資は2822億円の売り越しだった。売り越しは2カ月連続。 新興国経済の先行きに対する不安から、価格変動の大きい株式から資金を引き揚げる動きが強まったのを反映した。中長期債への投資は412億円の買い越し、短期債は1兆2676億円の売り越しだった。 国内投資家による海外投資は、株式投資が4104億円の売り越し。中長期債は2669億円の売り越し、短期債は278億円の買い越しだった。