住吉都(ローソン)は終盤にこらえきれず、平凡なタイムに終わった。得意のカーブワークに加え、調子の上がってきたストレートの滑りもまずまずだったが、最後の1周で力尽き、「目標として思い描いた自分にたどり着けなかった」と涙を浮かべた。
前回バンクーバー冬季五輪の代表選考会は得意の500メートルで13位に沈んだ。「一応(五輪を)狙っていたけどはっきり言って部外者だった」というレベルから、小原コーチとの二人三脚で成長して五輪切符をつかんだ26歳。思うような滑りができないまま、初の大舞台が終わった。(共同)