1月の企業物価は2・4%上昇 円安や原材料高騰で | 毎日のニュース

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 日銀が13日発表した1月の国内企業物価指数(2010年平均=100、速報)は、前年同月比2・4%上昇の102・9で、10カ月連続で上がった。円安や原材料価格の上昇が影響した。

 日銀は「原油や金、銅など商品そのものの流通価格が高めに推移したことが企業物価の押し上げに寄与した」と分析している。

 石油・石炭製品や化学製品なども値上がりした。前月と比べた企業物価指数は0・1%の上昇だった。

 輸入物価指数は円ベースで前年同月比12・7%上昇した。品目別では石油・石炭・天然ガスの値上がりが目立った。

 輸出物価指数は販売価格に相当するドルなどの契約通貨ベースで2・0%下落したが、円ベースでは7・9%上昇した。

 企業物価指数は国内の企業間で取引される商品の価格変動を示す。