外資系大手生命保険会社メットライフアリコ生命保険が7月1日付で社名を「メットライフ生命保険」に変更することが12日、分かった。親会社で米国最大の生保でもあるメットライフに名称をそろえることでブランド力を強化する。13日に発表する。
メットライフアリコは、1973年に米生保「アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー」(アリコ)の日本支店として営業を開始。米保険大手のAIGの下で、「アリコジャパン」のブランド名で事業を展開していた。
しかし世界的な金融危機の影響で経営に行き詰まったAIGが2010年、アリコを米メットライフに売却。アリコジャパンは12年4月に社名をメットライフアリコ生命保険とした。