女子500メートルの住吉は2回目でわずかにタイムを伸ばしたものの、ゴール後は少し悔しそうな表情で首をひねった。
1回目は同走でインスタートのドイツ選手がフライングで失格し、バックストレートで追いかける相手がいない不利な状況。それでも100メートルを10秒60と上々のタイムで通過し、ゴール後には明るい表情で「まあまあ」とつぶやいた。
前回のバンクーバー五輪で代表の座には届かず「世界に出たいという思いを捨てきれなくて」現役を続行。その後、所属先の廃部を乗り越えて出た初めての五輪で、会心の滑りとはいかず「4年に1度の大会にベストを合わせることは難しい」と話した。(共同)