【都知事選】脱原発の争点化けん制 安倍首相「バランスよく議論を」 | 毎日のニュース

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 安倍晋三首相は12日午後(日本時間13日未明)、訪問先のモザンビークで同行記者団に対し、東京都知事選に立候補する意向を固めた細川護煕元首相が小泉純一郎元首相と連携し脱原発を争点に掲げる構えを見せていることをけん制した。「都知事としての課題についてバランス良く議論されるべきだ」と指摘した。細川氏の出馬自体に関しては「いろんな人の名前があがってきた。都民の関心が高まるのはいいことだ」と強調した。

 首相は都知事選の位置付けについて「国際都市・首都東京の顔を決める重要な選挙だ」とし、待機児童の解消や2020年東京五輪、首都直下型地震への対応などを問う選挙にすべきだとの考えを表明。「エネルギー政策は国民みんなの課題だ」と述べ、国政課題だとの認識を示した。(共同)