イスラエル政府は11日、同日死去したイスラエルのシャロン元首相の国葬と追悼式典を13日に行うと発表した。エルサレムでの追悼式典に続き、国葬は同国南部にあるシャロン氏の自宅近くで行う。欧米諸国などから首脳や閣僚が参列する見込み。
米国のバイデン副大統領は、シャロン氏の家族に哀悼の意を示すとともに、米国を代表して式典に参列すると表明した。ロイター通信によるとロシアのラブロフ外相や英国のブレア元首相も参列の予定。
シャロン氏は、先に亡くなった妻も眠るイスラエル南部に埋葬される見通しという。
シャロン氏は、首相在任中の2006年1月に脳出血で緊急入院。約8年間にわたり意識不明の状態が続き、11日に死去した。(共同)