パリに「本家」日本のラーメンが乗り込む-。20~25日、「博多一風堂」(本店・福岡市)など有名店がパリ中心部で「パリ・ラーメンウィーク」を開催する。日本の文化、製品を売り込む政府の「クールジャパン戦略」の一環。担当者は「日本のラーメン店が欧州進出する土台づくり」と意気込む。
日本企業の事務所が多いオペラ地区の昼時、行列ができているのはラーメン店。「10年前まで大半は日本人だったが、今はフランス人ばかり」という盛況ぶりだ。今回の参加店は一風堂のほか、それぞれ本店が東京都江戸川区の「ちばき屋」、千代田区の「ソラノイロ」、福島県白河市の「とら食堂」、米国の「イケメンハリウッド」と「ラーメンラボ」。和食」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産になったこともあり、日本の食文化への関心は高い。(共同)