日本相撲協会は10日、左足首に負傷を抱える東横綱横綱日馬富士が初場所(12日初日、両国国技館)を休場すると発表した。休場は平成22年九州場所以来3度目で、24年九州場所で横綱に昇進してから8場所目で初めて。春場所での復帰を目指す。
昨年11月の九州場所で6度目の優勝を果たした後の12月下旬のトレーニング中に左足首を痛めた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「本来ならギプスをしなきゃいけない。大阪場所で巻き返しを楽しみにしてほしい」と話した。
横綱が本場所の初日から休場するのは20年九州場所の朝青龍以来となる。