日本相撲協会は10日、大相撲初場所(12日初日・両国国技館)の取組編成会議を同国技館で開いて2日目までの幕内取組を決め、2度目の綱とりに挑む大関稀勢の里は初日に東前頭筆頭の豊ノ島、2日目に再小結の妙義龍と対戦する。
2場所ぶり28度目の優勝を狙う横綱白鵬は初日に小結栃煌山、2日目に豊ノ島の挑戦を受ける。横綱日馬富士は左足首負傷で休場し、番付上は西の白鵬が一人横綱となったため東へ回る。
他の大関陣の初日は、2度目のかど番で迎える琴奨菊が千代大龍、鶴竜は隠岐の海と顔を合わせる。関脇に転落し、今場所で10勝すれば大関へ復帰できる琴欧洲は初日に豊響と対戦する。
十両以上の関取では日馬富士に加え、年明けに虫垂炎の手術を受けた豊真将と、昨年九州場所で左膝に大けがを負い手術した琴勇輝の幕内3人が初日から休場する。いずれも全休する見込み。