31日午前3時半ごろ、東京都江東区亀戸7丁目の路上で、タクシー強盗をして逃走していた男を警視庁の警察官が発見した。刃物で切りつけてきたため、警察官が拳銃を発砲。男に命中し、心肺停止の状態となった。警察官もけがをしたが命に別条はないという。
警視庁小松川署は、男の身元確認を急ぐとともに、殺人未遂容疑などで詳しい状況を調べている。
小松川署などによると、男は事件前、東京都目黒区でタクシー強盗をした後、そのままタクシーを運転して逃げた。停車中の別のタクシーに追突したため警察官が取り押さえようとした際、刃物で切りつけたという。
追突されたタクシーの乗客と運転手の4人も軽いけがを負った。