２０１３年のスポーツシーンでは、国内外でさまざまな出来事が起こった。１４年に開催されるサッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会の予選や抽選会、さらにソチ五輪の予選などで熱き戦いが繰り広げられた。１２月に開催地ブラジルで実施されたＷ杯の抽選会では、大胆で妖艶なドレス姿で舞台上に登場し、全世界に存在感をアピールした。
アスリートに付きものなのは、おのれの年齢との戦いだ。寄る年波には勝てず、競技人生という表舞台からどんなスターでも退いていく。その陰で、若く勢いのある選手が台頭していく。マリア・シャラポワがすでにベテランの域に達するテニス界には、“第２のシャラポワ”と称される選手も登場し、１４年の世界四大大会で活躍できるか注目される。
ゴルフ界では、“黄金カップ”の出現に世間の目は釘付けとなった。１３年シーズンに５勝を挙げ、４年ぶりに賞金王に返り咲いたタイガー・ウッズと、バンクーバー五輪の金メダリスト、リンゼイ・ボン。それだけでなく、“ポスト・タイガー”の呼び声が高いロリー・マキロイは、テニス界の元女王、キャロライン・ウォズニアッキとマスターズ・トーナメントで仲むつまじい姿を垣間見せた。ここでもライバル心をかき立てられたのか。