【冷凍食品に農薬混入】中国ギョーザ事件では入院者 | 毎日のニュース

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 食品から有害物質などが検出され、メーカーが製品を自主回収する事例は過去にもたびたび起きている。

 平成20年には、JTフーズが販売していた中国製冷凍ギョーザから殺虫剤「メタミドホス」が検出され、千葉県などの家族が入院する食中毒事件が発生。中国の捜査当局は殺虫剤を混入したとして製造元の元臨時従業員を起訴した。

 同年には他にも、伊藤ハムの工場でも製造時に使う地下水から基準値超の化学物質が検出され、ウインナーなど100万袋を回収している。

 22年には、キリンビバレッジがミネラル水にカビが混入していたとして約43万本を回収した。昨年は、森永乳業の子会社が製造した牛乳に雑菌が混入し、計約32万本が自主回収された。