参院議院運営委員会は12日午前の理事会で、参院の許可なく北朝鮮に渡航した日本維新の会のアントニオ猪木参院議員に対する懲罰動議を13日の本会議で採決することを決めた。
猪木氏には自民、公明、民主、みんな、共産の与野党5党が動議を出しており、可決される公算が大きい。懲罰動議は可決後、速やかに懲罰委員会に付託され、15日にも国会法に基づき、懲罰について審議が始まる見通しだ。
一方、13日の本会議では山崎正昭参院議長が、秋の園遊会で天皇陛下に手紙を直接手渡した山本太郎参院議員に厳重注意と、任期中の皇室行事への出席禁止の処分を下したことを報告する。