【ニューヨーク=黒沢潤】米南部ヒューストン郊外の民家で開かれていたパーティーで9日夜、発砲事件があり、高校生の男女2人が死亡、20人が重軽傷を負った。AP通信によると、地元警察17歳と22歳の男2人が発砲したとみて行方を追っている。
発砲当時、現場の民家では10代の男女約100人が集まって、18歳の少女の誕生パーティーを開いていた。興に乗った1人が空に向け拳銃を発射したのに続き、銃撃が起きたという。パーティーにはソーシャルメディアを通じて参加が呼びかけられ、面識のない参加者も会場にいた。
一方、ニューヨークの繁華街5番街に近いブライアント公園のスケートリンクでも9日深夜、発砲事件があり、スケートを楽しんでいた男性2人が重軽傷を負った。警察に容疑者として拘束された16歳の少年は、被害者のコートを奪おうとしたと供述している。