松尾被告、板橋の主婦殺害と強盗認める 東京地裁の裁判員裁判 | 毎日のニュース

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 東京都板橋区で主婦、荒井久美さん=当時(34)=が自宅マンションで刺殺された事件で、強盗殺人罪などに問われた無職、松尾元気被告(23)の初公判が11日、東京地裁(大善文男裁判長)で開かれ、松尾被告は起訴内容を認めた。

 起訴状によると、昨年11月21日午後、空き巣目的で荒井さん宅に侵入し、帰宅した荒井さんを刃物で刺して殺害した上、財布などを奪い、荒井さんのキャッシュカードで現金約25万円を引き出したとしている。

 松尾被告は、昨年9月に板橋区内の路上で男性の頭を殴ってかばんを奪い、中にあったキャッシュカードで約44万円を引き出したほか、同年11月に同区内の複数の家でキャッシュカードやパソコンなどを盗んだとして、起訴されている。