イラン核協議、合意できず 20日に再開と発表 | 毎日のニュース

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 イラン核問題をめぐり、ジュネーブで行われた同国と欧米など6カ国との協議は10日未明(日本時間10日朝)、問題解決に向けた「第1段階の措置」で合意に至らず、終了した。協議終了後、イランのザリフ外相と欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は共同記者会見し、20日に協議を再開することを明らかにした。

 ザリフ氏は「今後につながる協議だった」と感想を述べた。ロイター通信によると、フランスのファビウス外相は記者団に対し「解決すべきいくつかの問題がある」と語った。

 7日に2日間の予定で始まった今回の核協議には、急きょケリー米国務長官ら各国の外相が加わり日程を延長。ザリフ氏と直接交渉を重ねた。9日には全体の外相級会合を開催した。(共同)