【外れ馬券のつぶやき】菊花賞、一発大穴は新種牡馬の2頭で波乱期待 | 毎日のニュース

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 以前は「最も強い馬が勝つ」といわれた牡馬三冠最終戦の菊花賞(芝3000メートル)だが、昨年のゴールドシップ、一昨年のオルフェーヴルと誰もが納得する強い馬が勝っている。

 その一方で、2010年はビッグウイーク、09年はスリーロールスと、夏の上がり馬が最後の1冠を手にした。74回目を数える今年(10月20日、京都競馬場)は23頭が最終登録にエントリーしたが、混戦は必至とみられる。

 日本ダービー馬キズナは凱旋門賞に挑戦し、春のクラシック戦線で一角を占めたコディーノは毎日王冠に出走し、登録されていない。皐月賞馬ロゴタイプも札幌記念(5着)の疲れが取れず、年内の出走予定は未定のようだ。

 すると、自然と押し出される形で浮上するのが、皐月賞、ダービーともに2着で神戸新聞杯を勝って出走予定のエピファネイアだ。成績は随一のものがあるが、10年にはダービー2着、神戸新聞杯を勝ったローズキングダムが2着に敗れている。エピファネイアもダービー、皐月賞を勝ちきれなかった隙はありはしないか。

 ここ10年の傾向として、前哨戦がセントライト記念から出走してきた馬の成績は【0・3・2・38】で勝率は実に0%なのだ。対して、同じ前哨戦でも神戸新聞杯は【8・6・6・42】で勝率12.9%。すると、エピファネイアに替わって1着候補としてあぶり出されるのは、神戸新聞杯2着のマジェスティハーツか。神戸新聞杯では勝ち馬から0秒4差だが、上がり3ハロンは33秒6で最速を記録。父ハーツクライはサンデーサイレンス系であり、母の父ボストンハーバーとの配合は最適といわれる。近3走も2勝、2着1回と、セントライト記念2着のダービーフィズの6、4、2着より確実性は高いとみた。