女優の上戸彩(28)が12日、東京・銀座の丸の内TOEI(1)で行われた映画「おしん」(冨樫森監督)の初日舞台あいさつに出席し、母親願望を語った。
昨年9月にEXILEのHIRO(44)と結婚して、1年1カ月。子供と離ればなれになる母親を体当たりで熱演した映画「おしん」を通して、上戸の母親願望が一気に高まったようだ。(サンケイスポーツ)
舞台あいさつで司会から「憧れの女性は?」と聞かれた上戸は「(自身が演じた役)“ふじ”そのもの。私の母親も共働きでしたが、母親としての仕事はちゃんとこなしていた」と明かした後、「いいお母さんになれたらと思います」とキッパリと口にした。
上戸が公の席でプライベートに言及するのは珍しいだけに、約500人の観客は事実上の“子作り宣言”に大喜びだ。
一方、大奥様・くにを演じた女優の泉ピン子(66)は、おしん役の濱田ここね(9)が「つらかったことは(自身の)親と離れて雪の上で撮影したことです」などとあいさつすると、濱田の肩を抱き寄せて「この子しかいないと思った。女優やめちゃだめだよ」と激励した。
その半面、厳冬の中、上戸が冷たい川につかるシーンに挑戦したことには「彩はウエットスーツだったから良かったじゃない。私はゴミの袋だったから」とチクリ。1983年放送のNHK連続テレビ小説の撮影と比較し会場を笑わせた。