社民党首選、投票始まる 再建策争点に14日開票 | 毎日のニュース

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 社民党の党首選は12日午前、各都道府県連で党員・協力党員による投票が始まった。東京都豊島区議の石川大我氏(39)=党都連合推薦=と、吉田忠智政審会長(57)=参院比例=の2人が立候補しており、長引く党勢衰退からの再建策が争点だ。投票は13日夜に締め切られ、14日の開票で新党首が決まる。

 平成8年に旧社会党から党名変更後、初めての選挙戦となった。有権者数は国会議員5人を含む計1万7410人。国会議員も、党員・協力党員もそれぞれ同じ1票が与えられる。

 石川氏は「党をリニューアルしてリベラル勢力を再構築する」として、執行部への若手起用などを主張した。吉田氏は労働組合依存からの脱却を掲げ、対話を通じた市民団体や地域との連携拡大などを訴えた。