韓国、慰安婦問題を3年連続提起 国連委 【ニューヨーク=黒沢潤】韓国の趙(チョ)允旋(ユンソン)女性家族相は11日、国連総会第3委員会(人権)で慰安婦問題を取り上げ、日本の名指しは避けつつも法的責任を認めるよう要求した。 韓国が同委員会で慰安婦問題を取り上げるのは3年連続。趙氏は、韓国で生存している元慰安婦の数は56人とし、平均年齢は88歳に達していると指摘。「責任を負う政府が素直に謝ることが(この問題の)唯一の解決策だ」と述べるとともに、「歴史のゆがみ」を早急に正すことが肝要だと強調した。