カイロで25周年公演 日本建設のオペラハウス | 毎日のニュース

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 日本の政府開発援助(ODA)により建設されたエジプトの首都カイロにあるオペラハウスが10日、開設25周年を迎え、日本人歌手や演奏家らも出演して記念公演が行われた。

 古代エジプトを舞台にしたオペラ「アイーダ」などさまざまな演目の名場面が次々と上演されたほか、パレスチナ人を父親に持つ日本人ソプラノ歌手タマリ・マリアムさんもゲスト出演し、美しい歌声を披露。

 オペラハウスは日本による総額約65億円の無償資金協力により建設。1988年10月に当時のムバラク大統領も出席して記念式典を開き、こけら落としでは中東アフリカ地域で初の歌舞伎の海外公演が行われた。(共同)